このような疑問を持っていませんか?
この記事では、50代・未経験から介護職へ転職するためのノウハウを中心にご紹介します。
最後まで読むことで、50代・介護業界未経験の転職事情や働きやすい勤務先の選び方、50代向けキャリアプランの考え方について学べるでしょう。
このほか、50代介護職員の平均年収や男性求職者の比率、転職するタイミング、仕事を覚えられないときの対処法も解説しています。
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介護職の転職は50代からでも可能
介護職への転職は、50代未経験でも可能です。
公益財団法人 介護労働安定センターの「令和3年度介護労働実態調査」によると、50代以上の介護職員は全体の約4割を占めています。
また、65歳以上の介護職員を雇っている事業所は全体の65%です。
このことから、50歳以上からでも介護業界へ転職できる可能性は十分にあると考えられます。
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50代からでも介護業界への転職が可能な理由
50代からでも介護業界への転職が可能な理由は以下の4つです。
介護業界は慢性的な人手不足だから
介護業界は慢性的な人手不足であり、職員も高齢化が進んでいます。
公益財団法人介護労働安定センターの「令和元年度介護労働実態調査」では、事業所の約65.3%が人手不足と回答しています。
特に若手社員が不足しており、30代〜40代は若手社員として認識されるほどです。
近年は60代から介護業界に転職する人もいます。
上記の調査結果から、30代から介護業界への転職を検討しても内定をもらえる可能性は十分高いでしょう。
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これまでの社会経験を生かしやすい
過去に培った職業スキル・コミュニケーション能力・マネジメント力など、50代は社会経験を生かしやすいメリットがあります。
例えば営業・接客業の経験がある場合、利用者・家族のヒアリングやコミュニケーションに長けていると想像できます。
一般事務や経理の経験がある場合は、介護事務などデスクワークに活かすことも可能です。
介護業界の実務経験がまったくなくても、持ち前のスキル・強みを生かしながら過去の職歴と親和性の高い職種を見つけられます。
自分の強みやスキルを棚卸して、どの介護職に応用できるか分析してみてください。
利用者と世代が近くコミュニケーションがとりやすい
50代は利用者と比較的世代が近いため、コミュニケーションがとりやすい利点があります。
例えば、バブル時代の華々しい経験を日常会話に持ち出し、信頼関係を深めることもできるでしょう。
このほか、昭和時代に流行ったドラマや時代劇などエンターテイメントの話題を用いて、利用者との距離を縮めることもできます。
ミドルシニアの働き手を受け入れている介護施設が多い
公益財団法人 介護労働安定センターが発表した「令和3年度介護労働実態調査」によると、65歳以上の介護職員を雇う事業所は全体の65%です。
また、厚生労働省の「介護職員に占める介護福祉士の割合について(案)」では、介護職員数の割合について以下のように示しています。
現行のサービス水準を維持・改善しようとする場合、労働力人口に占める介護職員数の割合は、2007年から2025年にかけて、倍以上になる必要があると見込まれる。
このことから、今後は全世代の人材を受け入れる介護事業所が増加すると考えられます。
「介護業界で多く見られる転職理由は?」「面接時に転職理由をうまく伝えるにはどうすればいい?」このような疑問や悩みを持っていませんか?この記事では、介護業界に多い転職理由を中心にご紹介します。最後まで読むことで[…]
介護職の転職で50代に求められる要素
介護職の転職で50代に求められる要素は以下の3つです。
健康で体力に自信があること
50代以降のミドルシニアに求められるのは、バイタリティがあり健康的な肉体です。
利用者の身体介助や生活援助は体を使う仕事であり、筋力とスタミナが欠かせません。
応募要項に健康や年齢に関する詳細情報は掲載できなくても、事業所は元気に長く働いてくれる人材を求めています。
20代〜30代と比べると50代は健康面で不利ですが、介護業界で戦力となれるよう生活習慣を見直して元気を保つ工夫をしましょう。
柔軟性があり臨機応変に対応できること
利用者の体調に合わせて介護スケジュールが組まれるため、コンディションによって当初の予定から変更になることがあります。
「今日は〇〇の予定だから、急な予定変更は困る」など、杓子定規な考え方では対応が難しいしょう。
急な予定変更に対応できない場合は、同僚に代役を依頼するなど機転をきかせた行動が求められます。
協調性があり人との連携が得意なこと
利用者や勤務先の職員のほか、医療・福祉・行政機関など介護業界ではさまざまなシーンで人との連携が求められます。
社会経験が長い50代は人との距離の取りかたや、立ち振る舞いに長けていると想像できます。
タイプが異なる人とのコミュニケーションは意思疎通が難しく、社会経験の浅い20代〜30代では対応が厳しいのが現状です。
人との向き合い方に慣れているミドルシニアなら、若年層では難しいコミュニケーションの課題にも冷静に向き合えるでしょう。
50代で介護職に転職したときの平均年収について
50代で介護職に転職したときの平均年収について以下の2点をご紹介します。
介護職別に見る50代の平均年収
介護職別に見る平均年収は下表のとおりです。
下表は全世代の平均年収ですが、50代も同程度の金額と予想されます。
職種 | 平均年収 |
---|---|
介護職員 | 316,610円 |
看護職員 | 369,210円 |
生活相談員・支援相談員 | 338,370円 |
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士または機能訓練指導員 | 350,080円 |
介護支援専門員 | 353,560円 |
事務職員 | 301,940円 |
調理員 | 259,270円 |
管理栄養士・栄養士 | 311,190円 |
出典:厚生労働省|令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
性別にみる50代の平均年収
性別にみる50代・介護職員の平均年収は下表のとおりです。
男性は全体平均とほぼ同等、女性は全体平均より16万円ほど高いことがわかります。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
50~59歳 | 379万円〜406.5万円 | 363.6万円〜363.8万円 |
全体 | 390.5万円 | 347.8万円 |
50代の転職者におすすめの介護施設
50代の転職者におすすめの介護施設は以下の3つです。
グループホーム
グループホームとは、認知症を患う利用者を受け入れている介護施設です。
1ユニットあたり最大9人のグループにわかれ、家事の役割分担をしながら利用者同士が協力して共同生活を送ります。
グループホームの入所者は認知症があるものの、ある程度自立した生活が可能です。
そのため、ほかの施設よりも介護負担が少なく、体力に自信がない人でも働きやすいメリットがあります。
デイサービス
デイサービスとは、通所介護のことで日中のみ運営する介護施設です。
24時間体制で稼働する入所施設とは異なり、夜勤がないため生活リズムを安定させたい人におすすめです。
訪問介護
訪問介護とは、自立した日常生活が難しくなった要介護者に対し、ヘルパー(介護職員)が自宅訪問して生活を支援するサービスのことです。
具体的な仕事内容は、入浴・排泄・食事などの身体介助や、掃除・洗濯・料理・買い物などの生活支援があげられます。
訪問介護は、勤務時間を少しずつずらしてシフトを組むため、時間調整がしやすいのが特徴です。
たとえば午前8:00〜12:00、午前9:00〜13:00など細かい時間設定ができるため、毎日決まった時間帯に働けない人に向いているでしょう。
介護職へ転職したい50代におすすめの資格
介護職へ転職したい50代におすすめの資格は以下の3つです。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修とは、未経験でも取得しやすい資格の1つです。
介護の基礎を1から学べるので、これから介護職をはじめる求職者に人気があります。
介護職員初任者研修はハローワークの職業訓練でも取得可能です。
また自治体によっては資格取得の補助金が降りることもあります。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修とは、介護福祉士国家試験を受験するための必須講座です。
このほか、高品質な介護サービスを提供するための実習も目的としています。
介護過程や認知症のサポートなど、介護のスペシャリストとして活躍できるようになる実践的な講座です。
介護福祉士
介護福祉士資格は、介護の専門知識や技術を習得していることを示す国家資格です。
50代から介護福祉士資格を取得するなら、実務経験を積むルートがよいでしょう。
介護福祉士の受験は、3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修の修了が必要です。
介護職へ転職したい50代におすすめのキャリアプラン
介護職へ転職したい50代におすすめのキャリアプランは以下の2つです。
1年~3年目
入社3年目までは、実務経験と介護スキルの構築に励みましょう。
無資格の場合は、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修などの資格取得を目標にしてもよいでしょう。
上記の資格があると介護福祉士国家資格の受験資格が得られます。
介護福祉士の資格を持っていると、ケアマネジャー・施設長・管理者などのキャリアアップにつながります。
4年目以降
50代からの転職でも、実務経験・スキルに付加価値をつけることでキャリアアップが可能です。
例えば、介護福祉士資格を取得して実務経験を積んだ後に、ケアマネージャーや認定介護福祉士、社会福祉士を目指すこともできます。
また、無資格でも介護現場で経験とスキルを積みあげることにより、施設長として経営を担うチャンスも生まれます。
介護業界では実務経験・資格・スキルを活かせる職種が豊富なため、将来どのような職業に就きたいかキャリアプランについて考えてみてください。
「介護職を辞めたいけど、転職に有効な選択肢はなに?」「介護職からの転職におすすめの職業・職種を知りたい」このような悩みや疑問を抱えていませんか?この記事では、介護職からの転職についてご紹介します。最後まで読む[…]
介護職が未経験の50代が転職に成功するためのコツ
介護職が未経験の50代が転職に成功するためのコツは以下の5つです。
自分の希望条件と妥協点を明確にする
50代からは、希望条件と妥協点を明確にして転職活動を進めるのが賢明です。
なぜなら転職時に多くのものを求めすぎてしまうと、離職期間が長引いてしまうからです。
例えば「年収は500万円以上・日勤のみ・社会保険完備・介護業務は少なめ」と選り好みをしてしまうと、転職先を見つけるのが大変になります。
下記の事例のように、年収・雇用形態など妥協したくないポイントを残しつつ、優先度の低い要素を取捨選択してみてください。
- 年収は300万円未満でもいいから時短勤務にしたい
- 夜勤が多くてもいいからできるだけ高い給与がいい
- 給与が安くても自宅から近い介護施設を選びたい
50代のネガティブな要素をカバーできるアピールをする
50代には20代〜30代の若年層にはない以下の強みがあります。
- コミュニケーション能力
- 順応性
- マネジメント力
- 忍耐力
例えば飲食・接客業などの経験がある場合、持ち前の明るさやコミュニケーション能力を介護現場で応用できます。
また、育児や主婦業の経験が長い人は、利用者に対してきめ細かなサポートを提供できるでしょう。
直接的な介護スキルがなくても、利用者に貢献できる自分だけの強みを見つけてみてください。
「介護から転職する際にアピールできる強みは?」「介護から転職できない・難しいと言われる理由とは?」「介護職から転職におすすめの職種は?」こんな悩みを抱えていませんか?この記事では、介護から転職する強み・弱み、[…]
資格取得やスキルアップに尽力する
40代以降は、積極的に介護資格を取りましょう。
介護資格を保有していると就職の内定率が上がります。
また資格手当を支給している介護施設も多いため、収入アップも期待できます。
転職先のリサーチを徹底する
退職前に、徹底して次の入社先をリサーチしておきましょう。
リサーチが不十分だと、転職後に後悔することになるからです。
例えば「職員同士の人間関係がよくない」「時間外労働が多すぎる」など、転職して起こるトラブルは少なくありません。
転職先は以下の方法でリサーチできます。
- 転職エージェントに登録して、専任アドバイザーから施設の評判を聞く
- 実際に転職先で働いている職員から評判を聞く
- 転職先へ見学に行く
理想と現実のギャップにより、転職後に早期退職にならないよう、入念に準備しましょう。
正社員だけでなくさまざまな働き方を視野に入れる
50代の転職では、正社員以外の働き方も視野に入れるのが得策です。
介護業界では人材不足が問題視されていますが、誰でも正社員になれるわけではありません。
事業所によっては正規雇用が難しいこともあるため、契約社員・派遣・アルバイト・パートなど幅広い働き方を検討してみてください。
不安定な雇用形態でも、労働時間の短縮や介護業務の調整など負担の少ない働き方が実現することもあります。
50代から介護転職するタイミング
50代から介護職へ転職するタイミングは以下の2つです。
求人が多くなる年度変わり
介護業界では通年人材募集をおこなっていますが、転勤・引っ越しなどで退職者が急増する年度替わりは特に求人数が多くなります。
このほか、ボーナス支給月である6月~7月・12月も求人数が増える傾向にあるため、好条件の募集がないかチェックしてみてください。
現職で働くことに限界を感じたとき
現職で働き続けることに疑問や限界を感じたら、転職に適したタイミングと見てよいでしょう。
転職を検討したほうがよいケース
- 社内でパワハラやセクハラなどのハラスメントが問題視されている
- 長時間労働が続いて体力的な限界を感じる
- 会社の経営が不安定でリストラがはじまっている
- 職員の平均年齢が高く若い社員が入社してこない
- 今の職業にやりがいを感じなくなった
- 子供の養育や親の介護でフルタイム出勤が難しくなった など
50代は年齢や健康面の不安を抱えやすくなるため、たとえ現職に未練があってもできる範囲で転職活動を進めるのが得策です。
50代から介護職へ転職するメリット
50代から介護職へ転職するメリットは以下の3つです。
体力やライフスタイルに合わせた働き方ができる
職種や勤務先の選び方によっては、柔軟な働き方が可能です。
介護施設には24時間体制の入所施設だけでなく、日中のみ運営する通所施設もあります。
24時間体制の事業所 | 日中のみ運営する勤務先 |
---|---|
特別養護老人ホーム 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム など | 通所介護(デイサービス) 通所リハビリ(デイケア) など 介護タクシー |
また、雇用形態もさまざまで、正社員のほかにパート・アルバイト・派遣など時間制で働けます。
施設と雇用形態の特質をうまく組み合わせることで、自分にあった働き方を実現しやすくなるため、転職前にどの施設で働くか目星をつけておきましょう。
将来的な家族介護のスキルが身につけられる
介護職に従事していると、両親の急な体調の変化や認知症の前兆など、いざというときに対処できるようになります。
また、介護保険制度など国の制度についても知識を深められます。
50代から転職しても長期的に働ける
介護職の求人には年齢・経験不問で応募できるものが多く、50歳を超えても働けるチャンスは十分あります。
大手求人サイト「indeed」の検索結果を見ても、50歳以上の求職者を募集する情報が記載されています。
50代から介護職へ転職する際の注意点
50代から介護職へ転職する際の注意点は以下の4つです。
体力的に厳しい働き方は避ける
50代から介護業界へ転職する場合は、健康と体力に見合った求人探しをおすすめします。
高収入を目指して夜勤や介護負担の多い職種や働き方は避けたほうがよいでしょう。
介護業務は体を使う仕事が多いため、無理な働き方は病気や事故を招きやすくなります。
せっかく選んだ仕事で体を壊さないためにも、できるだけ年齢に適した働き方ができる事業所を探してみてください。
収入が減少することを念頭に入れる
50歳を過ぎてから介護業界で転職する場合は、できるだけ年収にこだわらないことが懸命です。
なぜなら、未経験・無資格で介護職に従事した場合、新人と同等の給与が反映されやすいからです。
例え華々しい職歴があっても、介護と無関係であるなら即戦力として認められません。
前職の年収より下がりやすいことを受け入れることで、不要なストレスを感じることなくスムーズに転職活動ができるでしょう。
過去に勤めた職場のルールにこだわらない
転職先でも過去に勤めた職場ルールと同じと思わないことが大切です。
なぜなら働く業界・環境によって異なる文化やルールが存在するからです。
例えばスマホの扱いについても労働環境によって異なるルールがあります。
一般事務など内勤がメインの職種では、勤務時のスマホ使用が禁止されているのがほとんどです。
しかし、医療・福祉など人の命を預かる業界では、緊急時にすぐ対応できるよう常時スマホの所持が定められています。
転職して労働環境が変わったら、過去の経験に固執するのではなく新しい場所に順応する意識を持ちましょう。
「介護職に転職して後悔する背景には、どんな理由がある?」「介護職への転職で後悔・失敗しないための対策は?」このような疑問や不安を抱えていませんか?この記事では、介護職への転職で後悔しないための対策を中心にご紹介します[…]
先輩社員が年下になることもある
30代以降になると、自分より年下の介護職員から指導を受けることがあります。
年下からの業務指導はプライドを傷つけられることもありますが、介護業界では先輩の立場です。
上司や年上の社員と同様、真摯に対応しましょう。
50代から多く寄せられる介護職の転職に関する質問
50代から多く寄せられる介護職の転職に関する質問をまとめました。
介護職が50代・未経験だと仕事は覚えられない?
50代に差し掛かると記憶力の衰えから、新しい業務を覚えにくくなります。
記憶力に自信がない場合は、まめに記録を取ったり上司や先輩から適切なフィードバックを受けたりして、仕事を覚えやすい工夫をしてみてください。
介護福祉士の退職金はいくら?
東京都社会福祉協議会が発表した「都内社会福祉法人の退職金制度に関する調査結果報告」によると、社会福祉法人の退職金の相場は下表のとおりです。
介護福祉士の退職金の相場は下表を参考にしてください。
勤続年数 | 福祉医療機構退職共済金 | 中小企業退職金共済事業 |
---|---|---|
5年 | 553,500円 | 679,664円 |
6年 | 830,250円 | 823,709円 |
10年 | 1,586,250円 | 1,414,308円 |
15年 | 2,957,400円 | 2,179,125円 |
20年 | 6,048,000円 | 2,979,926円 |
出典:東京都社会福祉協議会|都内社会福祉法人の退職金制度に関する調査結果報告
介護の仕事で一番大切なことは何?
介護の仕事で一番大切なことは、利用者に寄り添った対応です。
介護職の仕事は利用者をサポートすることですが、人数が多いと機械的な対応になってしまいます。
どんなに忙しくても、利用者と向き合って相手のペースに合わせた対話やサポートを心がけましょう。
また、慣れない環境でも安心して過ごしてもらうことや、丁寧な言葉遣いで相手の尊厳を守ることも利用者に対する大切な心遣いです。
介護職に転職する50代の男性は多い?
公益財団法人 介護労働安定センターの「令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について」では、介護(全体)従事者の割合について以下のとおり発表されています。
- 男性が19.8%
- 女性が71.1%
上記の数値から、介護職に転職する50代の割合は女性と比較して圧倒的に少ないと予測できます。
まとめ|50代から介護職に転職するなら働き方に気をつけよう
50歳から介護職へ転職する際は、年齢や健康に配慮して無理のない働き方を検討しましょう。
年収やポジションにこだわるあまり、キツイ働き方を無理強いすると体を壊すことになります。
介護職は体力を消耗する仕事が中心ですが、事業所や雇用形態の選び方を意識することで体への負担を減らせます。
20代〜30代と同じ働き方を目指すのではなく、日常生活に支障が出ない範囲で最大のパフォーマンスをキープできる工夫を考えてみてください。