「経済安全保障」と「日本品質」への取り組み


ネクスグループは、経済安全保障と日本品質を重視した事業運営を通じて、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献しています。

当グループは、暗号資産取引、ブロックチェーン、通信機器、業務系ソフトウェアなど、社会インフラや先端技術に関わる領域を担う企業グループとして、情報資産や技術の保護、サプライチェーンの強靭化、開発・運用体制の国内完結化などを通じて、経済安全保障上のリスクに真摯に向き合っています。

また、「日本品質」への取り組みとして、品質マネジメント体制の強化や国内開発体制の維持に加え、海外ODMを活用する場合においても、日本の基準に基づいた品質管理・検証を徹底しています。ユーザー視点に立ったサービス品質の向上にも努め、各社において高い信頼性と安全性を備えた製品・サービスの提供を実現しています。

今後もネクスグループは、グループ各社の強みを活かしながら、経済安全保障と日本品質の両立を図り、社会と産業の信頼基盤となることを目指してまいります。

 

経済安全保障とは


経済安全保障とは、米中間の技術・経済覇権争いやロシアによるウクライナ侵攻の長期化、エネルギー価格の変動、世界的なインフレ圧力など、多岐にわたるリスクが深刻化するなかで、経済的な手段を通じて国家や国民の安全を確保することです。

具体的には、次のような対策が講じられます。

 

・先端技術の流出を防ぐ

・重要な部品や原材料の安定的な調達を確保する

・重要技術や基幹インフラの保護を図る

・輸出管理や投資審査、政府調達などの対外政策を実施する

 

ネクスグループは、こうした国家的・社会的な要請に応えるため、企業としての責任を果たし、経済安全保障に資する活動をグループ一丸となって推進してまいります。