事業を通じた取り組み
障がい者支援 「風を感じて…」タンデムパレードにボランティアとして協賛
障がいのある方や高齢者の方たちが実現したくてもできないことをどのようにサポートし実現していくかということ、ひいては「個々様々な要望を汲み取り、それを具現化していく」ということは、モノ創りを行うネクスグループの根底にある想いです。私たちは、社内外の様々な人たちとの活動を通して、多くの考え方と出会い、視野を広げ、新たな価値観や発想を生み出すことが、組織の活性化につながっていくと考えています。
このような想いのもと、ボランティア活動ではここで紹介している活動のほか、介護施設で行われるイベントのサポートや、限界集落での高齢者世帯に対する生活支援などの活動も行っています。
また、事業を通じた地域貢献や社会に貢献する製品の開発にも取り組んでいます。
スポーツ支援(モータースポーツ支援)
ネクスグループはモータースポーツの発展への貢献および業界での認知度向上のため、車の情報をリアルタイムに取得・管理できるOBDⅡで培ったテレマティクス・ソリューションをレース用バイクに活かす取り組みを行っています。
2014年より参戦している鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)では、車両に通信機能付きデータロガーを毎年バージョンアップして提供しています。最新のバージョンでは、走行データロガーと、GNSS(全球測位衛星システム)、加速度センサー、ジャイロセンサー、通信機能などを装備し、1/10秒単位のデータ計測、ラップタイムは1/1,000秒単位でリアルタイム取得できるようになりました。これらのデータを解析することにより、加速減速強度、傾斜角度などによる走行データ解析が可能になります。
NCXX RACINGは、2018年にSTTクラス1位、2019年同クラス2位と、連続で上位を獲得しました。そこで培った技術は、オートバイ用途に留まらず、自動車向けやロボット向けなどの動体管理・監視など、様々な用途への展開を目指しています。
今後もオートバイ用IoT製品の開発と、その技術を応用した他分野での商品開発を目指していきます。
文化支援(ファッション業界での販売効率化など仕組みとウェアラブル端末、消費者ニーズに合わせた洋服の提案など)
2017年にネクスグループの子会社となった株式会社ファセッタズムは、日本人デザイナーで初めて「LVMH Young Fashion Designers Prize」のファイナリストに選出された落合宏理氏が2007年に始動したブランドです。現在ではパリでコレクションを発表するなど積極的な海外展開をしています。
ネクスグループと同社は、ファッション業界向けのIoT関連サービスの開発や普及においても協業し、販売データやWeb上の情報などをビックデータ化しAIと組み合わせることで、消費者の好みに合わせたアイテムのレコメンドや商品開発に活かしたり、衣類そのものに導電性の高い繊維やセンサーを組み込んでウェアラブル端末の操作をしたりなど、様々な展開を想定しています。